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CONTENTS
HISTORY
2017
2017年度の全勉強会の記録です。
Session abstract
・日時:2017年9月5日(水)18:00-19:00
・会場:東京医科歯科大学湯島キャンパスM&Dタワー9階大学院講義室4
・主催・運営:仲田、船山、宮本、吉田、今
今回のテーマは『在宅医療』でした。これから医療に携わるものとして在宅医療にどのような心構えを持って臨むべきか、どんなことを知っているべきなのか、ということに重点を置き、ワークを交えて解説しました。なお、この勉強会は先日行われた沼沢先生の勉強会を参考にしています。
まず、導入として在宅医療の重要性、ニーズの高まりについて解説したあと、在宅医療と入院治療の違いについて比較して説明しました。高齢化社会の日本において在宅医療がどのようなメリットを持っているかが分かりました。
在宅医療についての基本的なことが分かったところで、今度は在宅医療に従事するための応用的知識として、在宅医療医のキャリアパスや心構え、在宅医療に携わる職種についてなどの話がありました。
続いて、ここまでの内容を踏まえて、ディスカッション型のワークを行いました。2グループに分かれ、さらにその中で医師や看護師、ケアマネジャーなどの役職に分かれて、用意されたシナリオについて話し合いました。今回用意したシナリオは栄養失調で入院された患者さんの退院支援を課題としたもので、話し合いは大いに盛り上がりました。
そして最後に、ワークを通じて伝えたかったポイントについて解説しました。在宅医療を行っていくにあたり、『健康を守るポイントは病気の治療だけではない』ということ、『多職種が包括的に取り組むことが重要である』ということの2つポイントが大切であると分かりました。
Take home message
・健康を守るポイントは病気の治療だけではない
・多職種が包括的に取り組むことが重要である